両立支援等助成金（出生時両立支援コース）
今回は、男性社員の育児休業取得を支援する「両立支援等助成金（出生時両立支援コース）」をご紹介させていただきます。
ここ最近ですが、この助成金を顧問先様へご紹介させていただきました。早速、初めてパパになる男性社員が育児休業を取得できるよう、職場環境整備をされました。
＜助成金の概要（中小企業の場合）＞
男性社員の育児休業を取得しやすい職場風土づくりに取り組み、実際に男性社員の子が生まれてから８週間（出生時を含む５７日）以内に連続５日以上の育児休業を取得させると、助成金を申請することができます。なお、育児休業期間には、４日以上の所定労働日が含まれている必要があります。
＜個別支援加算＞
休業取得前に男性社員の休業取得を応援する取組みを育児休業開始日の前日までに行った場合に加算される助成金です。対象の男性労働者に対して、以下の４つの取組みの１つ以上を実行することが必要です。同一の社員について申請できるのは１回だけです。
① 対象男性社員にメールや書面等で育児休業制度について個別に知らせること
② 育児休業取得を促すための個別面談を実施すること
③ 対象男性社員の上司に対して、当該社員に育児休業の取得を促している旨を説明すること
④ 当該上司に①で示した書面等を明示すること
＜助成額＞ （ ）内は生産性要件を満たした場合
・１人目の育休取得・・・・・５７万円（７２万円）
・１人目の個別支援加算・・・１０万円（１２万円）
・２人目以降の育休取得・・・①育休５日以上：１４，２５万円（１８万円）
②育休１４日以上：２３，７５万円（３０万円）
③育休１ヶ月以上：３３，２５万円
・２人目の個別支援加算・・・５万円（６万円）