雇用調整助成金の特例3月まで延長(首相表明)
令和3年10月15日の日本経済新聞より、以下の記事を見つけました。
「岸田文雄首相は14日の記者会見で、新型コロナウィルス感染拡大に伴い売り上げが減少した企業などに対し、雇用調整助成金の特例措置を令和4年3月まで延長すると発表された」
雇用調整助成金は、企業が従業員に支払う休業手当の費用を助成する制度です。
新型コロナウィルス感染症の影響により、事業活動の縮小を余儀なくされた場合の従業員の雇用維持対策として、雇用調整助成金は利用されています。
令和3年11月30日までは、中小企業には1人当たりの上限額を1日13,500円、コロナ禍で大幅に売り上げが落ち込む場合の地域・状況特例は1日15,000円となる特例措置が設けられていました。
令和3年12月1日以降がどうなるのか不明でした。私共FUJITA社労士事務所でも、雇用調整助成金を申請されている事業主様もいらっしゃいます。
令和4年3月まで特例措置の延長が岸田首相から表明されたことで、安心された事業主様も多いのではないでしょうか。