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オフィスの湿度、気にしていますか?

オフィスの湿度、気にしていますか?

◆オフィスの湿度に関する規則があります
先ごろ職場のトイレに関する見直し等が行われた「事務所衛生基準規則」ですが、同規則では、部屋の湿度は「40%以上70%以下」になるように努めなければならないと定められています。
ちなみに、この規定は努力義務となっていますが、同規則には違反すると罰則の対象となる規定(大掃除を6か月以内ごとに1回、定期に、統一的に行わなければならない 等)もあります。

◆冬場は特に
労働安全衛生総合研究所によると、東京都が行った調査では特に暖房を使うようになる冬(12~3月)に、40%以上という基準に適合しない企業が多いと報告されています。同研究所が実際のオフィスの湿度測定を行った調査によると、測定場所の30~40%で湿度40%未満と、基準値を満たしていなかったそうです。

◆快適なオフィス環境を
オフィスがひどく乾燥すると、従業員の健康にも影響があります。目の乾燥やかゆみだけでなく、「皮膚の乾燥・かゆみ」、「くしゃみ」、「せき」、「鼻水・鼻づまり」といった症状は、乾燥が原因と考えられます。
コロナ対策として、事務所内ではマスクを着用している場合が多いと思いますが、咳やくしゃみに対して敏感な社会状況ですし、仕事に集中したいときに隣の人が咳やくしゃみをしていると、良い気分ではないですよね。人間関係にも潤いがなくなってギスギスしてきそうです。
換気に心掛けているオフィスは多いですが、ぜひ湿度にも注目して快適なオフィス環境を目指していきたいですね

参照:(独) 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所「冬季のオフィス環境における低湿度の実態と対策について」

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